歴史

ダブルトゥールビヨン 30° アシンメトリック

見る

ダブルトゥールビヨン 30° アシンメトリック

22本（2013年-2014年） | ホワイトゴールド | レッドゴールド | プラチナ

2004年のダブルトゥールビヨン 30° コンテンポランビジョンの発表からおよそ10年 ‐ このタイムピースのオリジナリティのひとつは、グルーベルフォルセイコレクションのタイムピースにおいて常にシンメトリーに配置されるダブルトゥールビヨン 30°がアシンメトリーに配されていることにあります。ムーブメントの構造は、特許を取得している裏返されたダブルトゥールビヨン 30°の外側のケージに異なるコンセプトを採用して一から見直されています。しかしながら、内側のケージの1分間で1回転と、外側のケージの4分間で1回転という回転速度はそのまま踏襲されました。

タイムピースのムーブメントは側面の8時位置に窓を備えた43.5 mmのケースに収納されています。この開口部は独特なアングルからメカニズムの眺めを提供して、比類のないコンプリケーションの複雑さと美しさを見せています。トゥールビヨンブリッジのユニークなアームは面取りとブラックポリッシュ仕上げが施されており、これひとつでグルーベルフォルセイクオリティのシグネチャーである伝統的な《ハンドメイド》を象徴しています。

革新的なパワーリザーブ表示は2時位置に配されており、一般的な指針式表示の代わりに回転ディスクが姿を見せる小窓を備えています。72時間の最大に巻き上げられたパワーリザーブの状態は、レッドカラーの三角形の固定式インジケーターによって指し示されます。

インベンション

ダブルトゥールビヨン 30°

4分間で回転するケージの内部では、調速機構を収納したもうひとつのより小さなケージが、1つ目のケージに対して30度傾いており、60秒で1回転します。内側のケージの回転面の30度の傾斜と、2つのケージの異なる回転速度が合わさることで、日常における安定したポジションはもちろんのこと、あらゆるポジションにおいて重力に起因する歩度差を相殺します。