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バランシィエ

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バランシィエ

22本（2017年-2019年） | ホワイトゴールド

グルーベルフォルセイが非常に大切にしているクラフツマンシップは、テンプのブリッジに完全に手作業で施される表面加工や研磨に表れています。こうした作業、特に面取りには、驚くべきノウハウが求められます。手作業で成型・研磨された針も、この高度な熟練技の一例です。タイムピースの裏蓋もまた、仕上げに関する熟練技の傑作なのです。

グルーベルフォルセイの創意工夫は、「バランシィエ」に存分に発揮されています。6つのゴールド製慣性ネジを備えるこのパーツは、完全自社開発され、空気力学に優れた特性を持っています。このテンプの優れた技巧が卓越した調整力を生み出し、極めて安定したクロノメーター性能を保証します。

見事な創造性を物語る、アシンメトリーのケースは、今やグルーベルフォルセイの世界の基調となっています。繊細かつ洗練されたラインと文字盤、革新的な構造のテンプ、シャープな輪郭の針、そして、タイムピースの裏面にひとつひとつ刻印されたウォッチメーカーの価値観。「バランシィエ」のあらゆるディテールに、グルーベルフォルセイの正統派作品である証が宿っています。

グルーベルフォルセイは、長年にわたり高級時計製造の限界に挑み続けています。複雑さは、日常的に取組む課題です。それでも、ダブルトゥールビヨン 30°、クアドラプルトゥールビヨン、トゥールビヨン 24 セコンズ、グランドソヌリなど、数々の大胆なコンプリケーションに続いて「バランシィエ」が登場したのは明らかな意味があります。グルーベルフォルセイは、シングルテンプを搭載した、洗練を極めたタイムピースを誕生させる必要があったのです。