歴史

GMT

見る

GMT

188本（2011年-2022年） | ホワイトゴールド | レッドゴールド | プラチナ | チタン

このタイムピースはグルーベルフォルセイにも、そしてGMTウォッチの歴史にも初の快挙を刻んでいます。2000年代、トゥールビヨンの世界を探求し、イノベーションを生み出し、作り上げ、増大させてきたグルーベルフォルセイは、それを独自の解釈を施したもうひとつの複雑機構と融合させます。

グルーベルフォルセイはこの傑出したタイムピースで、伝統的な複雑機構のGMTと呼ばれる第2時間帯表示にエネルギーを注ぎます。時計の世界ではGreenwich Mean Time（グリニッジ標準時／標準時子午線）をほのめかして第2時間帯表示と呼ぶ習慣があります。

独自の哲学と厳格で伝統的なアプローチを大切にするグルーベルフォルセイは、小窓を配したジャンピングアワーや指針式といった一般的な第2時間帯表示を遥かに超越します。そのGMTは、地球の自転と同じ反時計回りに24時間で1回転する地球を採用して見事な3次元の時間表現を演出しています。

視覚的なディテールを追求してケースの側面に設けられた、南半球を観測できる窓からは自転する地球の赤道地帯を眺めることができます。南極大陸だけが観測者の目を逃れており、それ自体が偉業を成しています。その全体は、圧倒的な存在感を放つ地球が見せる驚異的な奥行きや、トゥールビヨン 24 セカンズと見事に調和しています。

このタイムピースのために特別に設計されたGMTキャリバーは、メゾンの主要な特許のひとつである25度傾斜したトゥールビヨン 24 セカンズケージを備え、優れた精度と信頼性に加え、コンパクトなサイズに設計されています。グルーベルフォルセイが挑んだチャレンジのひとつは、過度な配置を避けた明確で実用的な表示を提供してタイムピースの操作を簡素化することでした。

インベンション

トゥールビヨン 24 セコンズ

トゥールビヨン 24 セコンズは、速い回転速度と傾斜を組み合わせることで、テンプに影響する重力の問題を解消しています。トゥールビヨンケージの25度の傾斜と速い回転速度が、とりわけ安定したポジションにおいて、たったひとつのトゥールビヨンしか搭載しないシステムのクロノメーター性能を大幅に向上させています。それに伴い、このシステムの重大な機械的制約を解消するために、傾斜した輪列と超軽量トゥールビヨンケージの開発が求められました。