ディファレンシャル イクアリティー
11本(2018年-2021年) | ホワイトゴールドグルーベル フォルセイは、2008年のバーゼルワールドでEWT Laboratoryにおいて「ディファレンシャル イクアリティー」を初めて発表し、2010年のSIHHでは、より進化を遂げたフォルムのテクニカル デモンストレーターを披露しました。それ以来、斬新な手法を開拓し、このタイムピースの精度を向上させてきました。「ディファレンシャル イクアリティー」は、香箱のエネルギーを調整機構に一定して供給することができます。こうして調速機構は60時間のパワーリザーブを通して一定の振幅を保持します。
このタイムピースは、グルーベル フォルセイにとって初となるデッドセコンドを搭載しています。デッドセコンドは読み取りの快適性を高め、正確な時刻調整を可能にします。タイムピースが搭載するストップテンプとリセットセコンドは、リューズを引き出して作動させる仕組みです。この装置はムーブメントやハンマーとともにケースバックから見ることができます。
30度に傾斜したテンプは、安定したポジションにおいてムーブメントの効率的なパフォーマンスを保証し、重力の影響による誤差を抑えます。このアプローチによって平均歩度を調整し、クロノメーター性能の高い精度を保証しています。こうした全ての要素を見事に結び付けることでパフォーマンスの向上を図っています。
インベンション
ディファレンシャル イクアリティーディファレンシャル イクアリティーは、スフェリカル ディファレンシャル機構を基礎とする装置で、香箱の減少するエネルギーを調速機構に一定して供給します。この一定供給を可能にするために、香箱は5秒毎に巻き上げられるもうひとつのゼンマイにエネルギーを供給しています。調速機構の前に置かれた香箱は、主ゼンマイの不安定さをなくし、輪列によってもたらされる力の変動を補正することで、一定したエネルギーの伝達を保証します。
ディファレンシャル イクアリティー
スフェリカル ディファレンシャル イクアリティー、傾斜した固定式脱進機、時分表示、デッドセコンド、スモールセコンド、パワーリザーブ、デッドセコンドにリセット付きストップテンプ機能。
技術仕様をダウンロードする- ケースの素材 ホワイトゴールド
- 限定 11本(2018年-2021年)
- 時計機構のパワーリザーブ 60時間
- ケースの直径 44 mm
- 防水性 3気圧 - 30m - 100ft
- 部品数 359
- 振動数 21'600回/時
- ガラスの高さ 15.30 mm